まずはどうしても謝らなければならないことがある。
ごめんメガニウム。君がポケモンの御三家史上最弱のポケモンだ。これは紛れも無い事実。何年も議題として掲げられ数々の意見が飛びかったがそれを覆すほどの圧倒的なバイタリティーのなさ。
オーダイルやバクフーンはまだ使えるだけあって皮肉で仕方がない。
御三家最弱という最悪の異名を持つメガニウムを救いたい。その思いはある。思いだけは。
メガニウムのステータス
●特性
しんりょく
HPが1/3の時、「くさ」タイプの技の威力が1.5倍になる。
リーフガード
天気が「ひざしがつよい」の時、状態異常にならない。
●種族値
HP | 80 |
---|---|
攻撃 | 82 |
防御 | 100 |
特攻 | 83 |
特防 | 100 |
素早 | 80 |
合計 | 525 |
メガニウムの特徴
可もなく不可もないバランスのとれた種族値。まさかそれが仇となるなどチコリータ時代は思ってもいなかったよね。チコチコ。
特筆すべきはそのパワーのなさ。アタッカーとして活躍することができない。技も豊富じゃない。
となると残るは補助技でサポートに特化した役回り。リフレクターやひかりのかべ、光合成にカウンター、やどりぎのタネにマジックコートまで。補助技のセミバイキング。
そこに唯一の活路を見出したかと思えば、そもそもこいつ耐久力がない。
まず弱点が多い。ひこう、どく、ほのお、こおり、むし。5つもあるので有利な対面をとることができない。
そして種族値も特別高いわけではない。HP80、防御100、特防100。驚くほどに並である。それ以上でもそれ以下でもない。
並といえば、誰もが松屋の牛丼(並)を思い浮かべるだろうが、つい最近20円ほどの値上がりがあった。昼ごはんがハイチュウ一粒の僕にとって20円というのは相当な金額である。苦しい。100円ほどの値下げを願わんばかりである。
メガニウムの精神が破壊されかねないことを察し、見事に牛丼についてのインターバルを挟んだ僕の腕を少しは褒めてもらいたい気分である。
さすが塾講師。生徒の気持ちをよくわかっている。
ん?メガニウムは生徒ではないって?
もちろんその通り。だがまだ諦めてはならない。ポケモンは生徒同然、その可能性を潰してはならない。
今の状況では第一線では戦えない。誰が決めた?
環境トップのポケモンについていけない。誰が決めた?
努力次第でなんとかなるのが進路、努力値次第でなんとかなるのがポケモンだろう。ポケモンの可能性を信じないポケモントレーナーがどこにいる。いや、いない。
メガニウムの育成論
結論から言うとE判定だ。ごめんこれでも一生懸命考えた。1分だけ。やはり君は環境TOPでは戦えない。だが環境TOPのポケモンたちのお膳立てをしてもらうことはできる。
ちなみにメガニウムは左がオス。右がメスらしい。違いは触覚が萎えているかピンと張っているかである。今回は萎えている方を使っていく。僕が貴重な時間を割いて1分で考えた型がこれだ。
【性格】ずぶとい
【特性】しんりょく
【持ち物】レッドカード
【努力値】HP:252 防御:252 特防:4
【実数値】187-/-167-103-121-100
【技構成】
ドラゴンテール | カウンター |
ひかりのかべ | めざ炎 |
役割はキノガッサとナットレイを見るだけ。要は偵察要因である。
出来るだけ多くの情報を持ち帰り、活躍の場は他2体に任せるのが使命。
そのためにレッドカードを持たせている。相手の手持ち情報を出来るだけ引き出し、アドバンテージを取りにいく。
ドラゴンテールは相手を強制的に交代させることができるので起点回避になる。瞑想コケコは知らん。
カウンターは物理ポケモンに一矢報いるために入れている。ボーマンダはドラゴンテールでいいかと。
ひかりのかべはなんとなくで、めざ炎はナットレイ意識。メガニウムごときにめざ炎を厳選する時間が勿体無いという方は適当にのしかかりで麻痺わんちゃん狙っていきましょう。
ちなみにゲッコウガ、リザードン、バシャーモなど他の御三家ポケモンには敵わない。ちなみにメガラグラージの冷凍パンチは2発耐えるので、是非草技を搭載して採用してあげてほしい。
ごめんね。メガニウム。僕には扱えないや。
最後に:御三家最弱から逃れるには
メガニウムが御三家最弱から逃れるためにはメガメガニウムになって新たな特性を授かり羽ばたくしかない。ひこうタイプは追加しなくてもいい。
そうメガメガニウムになればいい。性格はあついしぼう。防御と特防の種族値50UPでよろしくお願いします。
それではまた、次の記事で会いましょう・・・
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